魂とシンクロニシティについて


            強い目的意識(努力と継続)、人格の向上と想うだけでシンクロニシティは起り、願
         いは叶うのでしょうか。
         願いの叶う人もいるし、ある程度のところまではいけるのかもしれません。
         しかし、まったく願いの叶わない人もいるのではないでしょうか。
         なぜなら、願いを叶える強力なシンクロニシティを起こすには、魂の進むべき道を考
         慮しなければならないからです。

         INDEX
       
         1 想うだけで願いは叶うのか
         2 魂とシンクロニシティ
         3 コ−リング
         4 魂の役割を感じるためには
         5 天職

         1 想うだけで願いは叶うのか

         私がシンクロニシティで一番疑問に思っていることは、想うだけで願いは叶うかと、
         いうことです。
         人によっては想うだけでシンクロニシティは起り、願いは叶うと言います。
         本当でしょうか?

         ここにカラクリがあると思います。
         それは、人の前で声高々に話しが出来るのは、願いが叶った人のみなのです。
         想って願いが叶い成功した人がスポットライトを浴び、舞台に立ち想うことの凄さを
         力説出来るのです。
         逆に言うと想っても願いの叶わなかった人は、スポットライトを浴びることもなく、
         人前で失敗体験を話すことはないということです。

         したがって私達は願いの叶った人の話しか聞いていないことになり、その対極に位置
         する人々の貴重な体験談を聞いていないことになるのです。
         私は世の中にはどれだけ想っても願いの叶わなかった人は多々いると思っています。
         もちろん、この意見の反論として、それは「想いが足りない」「本当は想っていない」
         等、いくらでも言えるでしょう。
         
         でも、私は願いの叶わない原因を他に探したいのです。
         それが魂とシンクロニシティの関係です。


あなたはあなたの体でもなく、頭
脳でもなく、さらに意識でもあり
ません。
あなたは霊魂なのです。あなたの
なすべきことは再び記憶に目覚め
思い出すことだけです。

    ブライアン・L・ワイス



         2 魂とシンクロニシティ

         私はシンクロニシティを引き起こすには強い目的意識、人格の向上、強く想うことの
         3つが重要であると思っています。
         しかし、それ以外にも考慮きべきこととして、魂の役割、今生に転生してきた目的、
         私達が生まれてきた目的を考えなければならないと思っています。

         まず、魂ですが、魂の輪廻転生には目的があると思います。その生ごとに何を体験す
         るのか目的を持って転生しているのです。そして、それが私たちの生まれてきた目的
         につながっているのです。

         実は、私は37歳まで14年間サラリ−マンをしておりました。そして、その間は人
         生の目標も見えず、漠然とした日々をずっと過ごしていました。
         そして、仕事自体も、やりがいのないつまらないものでした。しかし、社内異動を
         きっかけに、もう、この仕事を続けるのは限界だと思い強引に退職をしました。
      
         その後心理カウンセラ−を目指して動いているうちに、様々な人との出会いや、出来
         事との出会いが奇跡のように起こり、人智を超えた何かに導かれて、私はなるべくし
         て、心理カウンセラ−になると感じはじめました。
         その奇跡がシンクロニシティであり、会社を退職したということは魂の道に進むこと
         であり、魂の道に進んでいるから、必要に応じてシンクロニシティは起ると思ってい
         ます。

         
魂は進むべき方向に進むために、魂の成長のために、私たちにシンクロニシティを通
         
して、魂の進むべき道を教えてくれているのではないでしょうか。
         ですから、シンクロニシティは一度きりではなく、その都度進むべき道を私たちに教

         
えるため、テ−マ生を持った連鎖の現象となるのです。
         
そのテ−マこそが今生、この時代に転生してきた目的なのです

         さて、ここでフランク・ジョセフの説を少しご紹介したいと思います。
         シンクロニシティによって示されたメッセ−ジを正確に読み取ることは、天啓の導き
         により高い目的意識につながるであろう。
         シンクロニシティを理解することは、われわれが何であるのかを理解することに通じ
         るのだ。
         自分がどこにいて、どの方向に進むべきなのか・・・。

         また、魂の果すべく役割についてですが、魂は送ってきた過去生の経験、才能、立場
         を引き継いで転生しており、それが私たちの今生に強く影響します。
         例えば、精神科医、ブライアン・L・ワイスはその著 前世療法の中で、キャサリン
         という女性とは、常に先生と生徒の関係であり、ワイスの魂は過去生においても、常
         に人を指導する立場であったいうことです。
         私たちの魂は過去生の立場を引き継ぎ、再度魂の役割を果すためにその力を発揮しま
         す。
         そして、私たち自身も独自の力を発揮して人生を送ります。
         この意味においても
魂の進みたい方向に進む方が、魂の力と私たちの力、共にその力
         
を存分に発揮出来、有意義な人生を送れるのではないでしょうか。

         シンクロニシティの導きを得て願いを叶えるには、魂と一体となって、共に前進する
         必要があるのです。
         逆に言うと、魂の転生の目的とかけ離れたことをどれだけ想っても、シンクロニシティ
         は訪れ来ず、その願いが叶わないこともあるのではないでしょうか。
                


才能というは、いくつもの過去世での
たゆまぬ努力の賜物であることを知る
必要があります。



             坂本 政道


         3 コ−リング

         上述しましたが、私は37歳の時、14年と3ヶ月勤務した会社を退職しました。
         退職時に想ったことは心理カウンセラ−になることです。しかし、心理カウンセリン
         ラ−ではすぐに生活出来ないであろうから、まずは、キャリアカウンセリンラ−
         (就職支援)の仕事に就き収入の確保を図り、その後心理カウンセリングも徐々に
         行っていこうと想っていました。
         ここまでは、想うということなのですが。
         実はこの想い、退職して1ヶ月で諦めてしまったのです。
         キャリアカウンセラ−の募集もなく、心理カウンセラ−も無理だろう。サラリ−マン
         に戻るしかないと考えました。
         その後転職活動に入りましたが、なかなか内定は出ません。

         そんな時の11月。ある方からの紹介で島根県でキャリアカウンセラ−の仕事を得ま
         した。
         そして、現在はそのキャリアを活かして兵庫県でキャリアカウンセラ−として働き、
         週末は心理カウンセリングの仕事をしています。
         まさに、退職時想ったことが現実になってきているのです。
         でも、私は一旦想いを放棄したのに、なぜ想ったようになれたのでしょうか。
         ここに、想うだけではない、何か特別の力が働いたと感じているのです。
         それが魂の役割、生まれてきた目的ではないかと思うのです。

         私は退職時に感じたことがあります。それは、今後の収入を考え将来の不安から退職
         の意向を取り下げようと決心した時のことです。
         あの時全身から「これは自分の人生ではない、今辞めなかったら一生後悔するぞ」と
         溢れんばかりの叫びが聞こえてきたのです。
         あれは今でも魂の叫びだと思っています。
         私は魂の声に従い会社を辞めたのです。

         そして、退職後、カウンセラ−になる想いを諦めていた時にまさにチャンスがやって
         来たのです。
         天は必要な時に必要な人を呼び出すと言います。
         これを
コ−リングと言います。
         天とは神かもしれません。いずれにせよスピリチュアル、精神世界のなせる業でしょ
         う。
         魂の声にしたがって退職をした私は、再び魂の力の影響で時期が来た時に、カウンセ
         ラ−としてコ−リングされたのです。



人間の魂の目的はすべてを経験する
こと、それによってすべてになりえ
ることだ



  ニ−ル・ドナルド・ウォルシュ



         4 魂の役割を感じるためには

         魂の役割、転生の目的、生まれてきた目的を感じるにはどうすればいいのでしょうか。
         私はスピリチュアルカウンセラ−ではありませんので魂との交信は出来ません。
         でも、経験から次のように語ることが出来ます。

         
克服してきたこと、苦しみから脱却したことから知る。
         私たちに起る出来事は必ず意味があります。、幸せなこと、苦しいことすべてを含
         めてです。
         そして、苦しみや辛さの体験を克服した時にはそこから得た力が必ずあるはずです。
         その力を発揮出来る道を探すことです。
         いろいろな出来事は魂が経験をして、自身が経験をして共にレベルアップを図り、そ
         の力を発揮するために必然的に経験していることなのです。
         私の場合でしたら、対人不安を始めとする様々な心理・精神的悩みを体験克服した、
         その力を最大限発揮出来るのは心理カウンセラ−だったのです。

         
何か漠然と以前から興味があった
         私は37歳の時心理カウンセラ−になる決意をしました。しかし、その20年前より
         漠然とではありますが心理カウンセリングに興味を持っていたのです。
         大学進学時は心理系の大学に進学したいと思ったこともあります。
         また、20歳代前半は1年間位ですが、心理の本を結構読みました。
         その後何回か、カウンセラ−の養成校に行きたいと思い資料請求等もしたことがあり
         ます。
         このように振り返りますと、37歳以前より私は心理学を、カウンセリングを欲っし
         ていたのです。
         これが、私が感じている魂の役割です。漠然とですが、なぜか興味があるなというこ
         う事があれば、それが魂の進みたい方向かもしれないのです。

         
夢中になれる、熱中出来る、熱くなれる何かがある
         これは重要なことです。人は何かに興味を持ちます、そして熱中します。
         ここに理由は必要でしょうか。おそらく理由は後付でしょう。
         これも魂の果したい役割かもしれません。

         
なぜかある方向に進む人とよく出会う。
         ソウルメイト、ソウルグル−プが存在すると考えたらこのような現象が起き、それ
         が魂の進む道と捉えてもいいかもしれません。

         
想うだけでワクワクしてくる。
         誰でも経験があると思いますが、楽しいことは考えただけでもワクワクしてきますよ
         ね。
         将来のヴィジョンにしても想っただけでワクワクを体感するとしたならば、それは魂
         の進みたい方向かもしれません。
         理屈はないのです、ただ、全身でワクワクを感じるのです。

すべてに起ることには理由が
ある。
時には、人間の英知を超えた
偉大な運命とも呼べる力が
私たちの人生を導いていく


      R.J.ぺトロ


         5 天職

         自分に合った仕事でしょうか。いいえ、これは適職です。
         
天職とは天から与えられし職です。
         すなわち、魂の今世行いたい仕事のことです。

         仕事と書きますと、よく有給の仕事のことを連想されると思います。
         しかし、仕事とは「事に仕える」ことです。
         そして、「事に仕える」とは何か。
         それは、人生において、その役割を果たすことだと思います。

         仕事を役割を果たすことと解釈すると、仕事は無限にあります。
         親として子育てをすること、カップルとして恋人を愛すること、妻として家事をす
         ること、教師として生徒を指導すること、会社において仕事をすること。様々です。
        
         そして、魂は今世何かの役割を果たすために輪廻転生しています。それは魂によっ
         て様々です。経験したいのか、伝えたいのか、様々でしょう。
         ですから、私たちにとって大切なことは、シンクロニシティを感じ、そこに進むべ
         き何かを感じたならば、それが魂の果たすべき仕事 天職なのかもしれません。






                                   2006年7月25日 改著



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